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脱毛後の保湿が大切なのは本当!おすすめのアフターケアの方法をご紹介

ムダ毛をきれいに脱毛したいと考えている場合、「保湿」を行うことがとても大切です。 脱毛後のデリケートな肌をいたわるための保湿について、保湿を行うメリットや得られる効果のほか、誰でもできる正しいアフターケア方法について知っておきましょう。 また、ドラッグストアなどで購入できるおすすめの保湿アイテムもご紹介していきます!

脱毛後の保湿はなぜ大切なのか?

まずは、脱毛をした後どうして保湿が必要・大切なのか、その理由を見てみましょう。 脱毛した肌は、自分が思っているよりとてもデリケートな状態に。そのため、必要以上に肌への刺激を行われないよう、優しくケアをする必要があります。 脱毛後の肌の状態や保湿の必要性を、次でより詳しく見てみましょう。

脱毛後の肌状態について

脱毛サロンや美容クリニックで行われるムダ毛の処理方法は、どちらもムダ毛の黒い色に反応する光・レーザーを当てて施術しています。 ムダ毛の1本1本に熱が伝わることでムダ毛が抜け落ちていく仕組みなのですが、当然この施術は肌への影響もあります。 時には、機械の出力の加減でやけどを負った状態になることも。強い熱量を持った機械で脱毛を行うため、脱毛効果が得られる一方で肌へのダメージについても考えなくてはなりません。 つまり、脱毛後の肌状態は「日焼け」と似た状態。 熱を持っていたり、肌の水分が減ってしまったりと、とてもデリケートな状態になっています。

保湿をしないとどうなる?

日焼けと同じような状態の肌を放っておけば、当然さまざまな悪影響があらわれます。 たとえば、肌が乾燥してカサカサになったり、粉を吹いてしまったり、ピリピリとした痛みが続くことも考えられるでしょう。 さらに肌がほてった状態が続いたり、赤い跡が残ったりすることも。脱毛後の肌状態は人によりますが、もともと肌があまり強くないという方は、リスクの高い状態で脱毛を受けることになるので、より一層ケアをする必要があります。 そして何より恐ろしいのは、肌の水分量が減ってしまうこと。 そもそも人間は6~7割が水を占めているほど、多くの水を必要とする生き物です。肌表面とはいえ、脱毛によって肌の水分が失われることは大きなリスクだとわかります。 さらに、水分が減ってしまうことで起こるのが「老化現象」です。 シワができる・肌色がくすむ・シミができやすくなるといった、肌の老化が進む原因になります。 脱毛後のデリケートな状態の肌を放っておいたり、保湿を怠ったりすると、ひどい場合には炎症や化膿が起こることもあり、さらに肌の老化が進んでしまう可能性が。 ムダ毛をなくしてきれいな肌を実現したいと思っているのに、その後のケアをおざなりにすると、せっかくの脱毛が台無しになってしまいます。

脱毛期間中に保湿をするメリット・効果とは?

脱毛をしたあとに保湿を怠ると、肌にとって悪影響があらわれる可能性があるとわかりました。 では、続いては脱毛期間中に保湿をするとどのようなメリットや効果が得られるのかを見てみましょう。

メリット1:脱毛効果があがる?

脱毛期間中に保湿をしっかり行うと、脱毛効果が上がると言われています。 脱毛は1回や2回ではなく、しばらくの間は定期的に通って施術を受ける必要があります。 これは、ムダ毛が生えてくる周期(毛周期)に合わせて施術を受け、次々に生えてくるムダ毛を処理する必要があるから。 ただ、次の毛が生えてくるためサイクルは、必ずしも一定ではありません。 たとえば、土台となる肌の状態が悪いときには毛が生えづらくなるほか、生えてきても角質に埋まってしまう埋没毛になる可能性があります。 つまり、逆を言えば保湿をして肌の状態を整えておけば、強い出力の施術にも耐えうるということ。高い脱毛効果を得ることができ、スピーディーな脱毛ができるのです。 前述のとおり、肌はたっぷりの水分を必要としています。 しっかりと保湿をして肌の状態を改善することで毛周期のサイクルを整え、施術時の熱にも耐えられる肌作りをすることができるでしょう。

メリット2:肌トラブルの予防になる

水分量の多い肌は、ハリがある・シワができにくい・乾燥しづらいなど、さまざまなメリットがあります。 逆に、乾燥肌で小じわができやすい、すぐにニキビができるといった状態で脱毛を受けると、肌にとって大きなダメージが追加されることはすぐにわかるでしょう。 日ごろのお手入れで保湿をきちんとしていると、肌トラブルの予防をすることができます。 これは脱毛の施術を受けたときにも言えることで、やけどや炎症といった肌トラブルが起きにくくなるとメリットがあります。 脱毛期間中はもちろん、日ごろからきちんとお手入れをして、肌トラブル知らずの肌になりましょう!

メリット3:肌がきれいになる

繰り返しますが、脱毛期間中はもちろんそれ以外の時期にも保湿をきちんと行っている場合、肌の状態が良好になります。 脱毛によって受けるダメージを少なくできるほか、普段もきれいな肌をキープしやすくなるということ。土台となる肌をきれいに整えておけば、脱毛を受けてムダ毛がなくなったあと、その仕上がりに差が出てくるでしょう。

ポイント4:通気性の良い服装

脱毛を受けたあとの肌が敏感であるため、服のせいで蒸れると刺激になってしまいます。 夏、汗をかいて肌へのダメージが大きくなってしまう可能性もあるため、脱毛時にはできるだけ通気性に優れた素材の服がおすすめ。 また、冬場は厚着をする上、自身のかいた汗をもとに暖かくする仕組みのヒートテックがよく利用されています。 このタイプの服は通気性が良い一方、必要以上に水分を吸収してしまうため、肌が乾燥するおそれがあり、脱毛後の乾いた肌は大きな負担がかかることに。 背中やおなか周りなど、広い範囲の脱毛を受けた方はじゅうぶんに注意しましょう。

正しいアフターケア方法をご紹介

脱毛後の毛嚢炎の治し方 それでは、脱毛後の保湿について正しいアフターケア方法を見てみましょう! 間違ったケアを行っていると肌への刺激になり、逆効果に。 肌をいたわりながら、優しくケアを行うのが鉄則です。体のパーツごとに適切なアフターケア方法をご紹介します。

注意点1:露出しすぎた服装

夏場は暑さのため露出の激しい服装になることもありますが、施術を受ける前後で紫外線を浴びやすいと言えるでしょう。 したがって、肌が日焼けしないように露出の多い服装は避けるべき。特に脱毛後の肌は非常にデリケートなため、帰宅中に日焼けをしてしまうと肌がやけど状態に陥ってしまうことも考えられます。 肌トラブルに発展するおそれもあるため、夏場でも着られるような、通気性の良い薄手のカーディガンを着ていくと良いでしょう。

産毛の脱毛を行ったあとの顔の肌はとてもデリケート。 そもそも顔は体の中でも皮膚が薄く、毛細血管の色が透けて赤ら顔になったり、クマができやすくなったりします。 この点を考えると、顔は肌のなかでも特に優しくお手入れをしなくてはなりません。 顔の皮膚は薄いため、いったん水分補給をさせてもすぐ水分がなくなってしまいやすい場所です。 「保湿」を考えると、化粧水のほかに適度な油分をもつ乳液やクリームを併用して、水分を肌に閉じ込めるお手入れを行うと良いでしょう。

ボディ

体は顔に比べると皮膚が厚い部分が多いのですが、常に衣服とこすれたり、場所・季節によっては紫外線や外気にさらされたりして、ダメージを受けやすいと言えます。 脱毛を行う場所によりますが、腕や足などはボディローション等を使って特に念入りな保湿を行いましょう。 脱毛直後は肌が敏感になっているため、当日はシャワーのみ、肌への刺激を減らすためにぬるめのお湯を使うと良いでしょう。また、ボディタオルは使わず、しっかりとボディソープを泡立てて手のひらで優しく体を洗うと、刺激が少なくておすすめ。 ひりひりするという場合はしっかりと保湿を行ってから、アイスノン等でクールダウンさせると痛みを軽減できます。

VIO

痛みを感じやすいVIO部分は、脱毛後に注意しなくてはならない場所。 下着の締め付けやこすれが刺激になったり、汗をかいて不衛生になったりするため、ぬるめのシャワーで清潔に。 アンダーヘアは他の部分のムダ毛に比べて太く、肌へのダメージも大きくなります。シャワー後は優しく水分をふき取ってから、しっかりと保湿を行いましょう。敏感肌用のローションや、やわらかいクリームなど刺激の少ないアイテムを使うのがおすすめです。

市販のおすすめ保湿グッズ6選

続いては、脱毛を受ける部位によっておすすめの服装をご紹介します。 脱毛部位によって着て行ける服装に違いがあるため、ぜひ参考にしてみてください。

脇や腕の場合

続いては、ドラッグストアやネット等で気軽に購入できる、市販のおすすめ保湿グッズをご紹介していきます! 脱毛後のデリケートな肌にも使える低刺激なもので、なおかつプチプラが魅力的なアイテムを見てみましょう。

おすすめの保湿クリーム

▪︎保湿フェイスクリーム

フェイスクリームは乳液と似ているのですが、乳液よりも油分が多く、こってりとしたテクスチャーのクリームです。脱毛後の乾燥した肌には、乳液とフェイスクリームは、両方使うことで保湿効果を強化できます。無香料・無着色で肌に刺激となる成分が入っておらず、敏感肌の方にも使われているものだと安心して使えます。顔のお手入れの仕上げに使いたいアイテムです。

▪︎ボディミルクローション

乳液のように使える、なめらかなミルクタイプの保湿剤です。 しっかり保湿をしてくれるのはもちろん、香りのバリエーションが広く、

脱毛後のお手入れを楽しい気分にさせてくれるのも高ポイント。

ベビーオイル入りで肌を優しくカバーし、水分をキープしてくれるものもあります。

おすすめの保湿ジェル・化粧品

▪︎化粧水 高保湿タイプ

ほとんどの方が使っている化粧水ですが、保湿タイプを使うことをおすすめします。化粧水なので、べたつかず、さっぱりとしているのに保湿力抜群なものが多いのが魅力です。 余計な香りもないため使い勝手が良く、顔はもちろん体に使っても。

▪︎オールインワンゲル

高いコストパフォーマンスと満足度を実現しているのがオールインワンゲル。 とろみのあるジェルタイプで、肌の水分補給はもちろん、水分のキープ力も抜群です。脱毛後の敏感な肌には、香料や着色料・アルコールなどの添加物フリーで、肌に優しいものを選ぶと良いでしょう。

おすすめの保湿オイル

▪︎ホホバオイル

保湿効果が高く、刺激の少ないホホバオイル。顔はもちろん髪や体にもたっぷり使えてコスパに優れており、全身しっかり保湿ができるアイテムです。

▪︎ベビーオイル

生まれたての赤ちゃんにも使えるほどやさしい、低刺激のベビーオイル。 脱毛後のデリケートな肌にすっとなじみ、やさしく保湿してくれます。顔や体はもちろん、デリケートなVIO部分の保湿にもおすすめです。

脱毛後にしてはいけないこと

実際に脱毛を行ったあと、保湿をするほかにもいくつか気を付けておきたいことがあります。 脱毛後は気を付けておかないと、思わぬ肌トラブルが起こってしまう可能性があります。

注意1:アルコールの摂取

脱毛後は、アルコールを控えましょう。 脱毛を受けるサロン・クリニックでは注意喚起が行われているほか、サロンによっては「アルコール依存症の方」は施術を受けられないというルールが設けられていることも。 アルコールを摂取すると、体のなかで分解されるときに熱を生み出します。お酒を飲んで体が暑くなる・火照るというのは、このためです。 参照:厚生労働省e-ヘルスネット 脱毛を行ったあとの肌は、やけどを負ったように肌へのダメージがある状態。 そんなときに体温が上がってしまうと、施術部分の赤みやかゆみが強くなるほか、炎症を引き起こすきっかけになりかねません。 施術当日はお酒を控え、肌を休めることに専念しましょう。

注意2:日焼け

日焼けは脱毛を受けるにあたり「禁忌」とも言えます。 日焼けは肌が炎症を起こしている状態で、人によって経過は異なりますが多くの場合肌が赤くなり、痛みを伴います。ひどい場合には水ぶくれができ、まさにやけどと同じ状態に。 そのため、日焼けをした状態では脱毛を受けることはできませんし、もちろん脱毛後にすぐ日焼けをしてしまうのは肌にとって大きなリスクとなります。 アルコールの摂取と同様に、日焼けは体に熱をこもらせてしまう原因となります。 日常の保湿ケアを行うとともに、脱毛を受けたあとはしばらく日焼けをしないよう、外出時に気を付けましょう。

注意3:運動

こちらも禁忌と言えるのが、脱毛を行う前後の運動です。 激しい運動はもちろん、汗をかくような行為は脱毛時の肌トラブルのリスクが高まるため、サロンやクリニックによってはお手入れを断られてしまう場合もあります。 脱毛後に汗をかくと、体に熱がこもってしまうことはもちろんですが、もし汗に雑菌が混じっている場合は脱毛直後の毛穴に菌が入り込み、化膿してしまうことも。 また、汗をかいたときにゴシゴシとタオルでこするなどの刺激を与えるのも、肌にとって良くありません。 肌トラブルに遭わないためにも、脱毛前後は必要以上に体温を上げたり、汗をかいたりしないように努めましょう。

注意4:毛抜きを使うこと

脱毛の施術を受けると、早ければ数日してから少しずつムダ毛が抜け落ちていきます。 この期間は個人差があるため、なかなかムダ毛が抜けないと自分自身で毛抜き等を使ってムダ毛処理を行う方がいます。 脱毛箇所の毛を無理に抜くと、毛穴は広がって雑菌が入りやすくなるほか、埋没毛になりやすいなど、肌にとって大きなダメージに。場所によってはムダ毛が抜け落ちるのに3週間ほどかかる場合もありますので、自分で無理に処理せず、気長に待ちましょう。

まとめ

きれいなつるつるの肌を手に入れるためには、相応のお手入れが必要です。 脱毛の施術を受けるのはもちろん、その脱毛効果を最大限に高めるため、日ごろからしっかりと保湿・お手入れをするように心がけましょう。 脱毛後の乾燥には刺激の少ない保湿アイテムを使ってお手入れをし、トラブルのない脱毛で少しずつきれいになっていく過程をぜひ楽しみましょう。

※このコラムは一般的な脱毛についての内容を掲載しています。当院の内容と若干違いがある可能性がございますのでご了承ください。

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