お尻の医療脱毛の効果や回数、痛みについて
最終更新日/ 公開日/自分ではなかなか気づきにくい、お尻のムダ毛。あまり濃いというイメージはないものの、水着になる機会があったり恋人がいたりすると気になるのではないでしょうか。
そこで、お尻のムダ毛をなくしてつるつるな肌を手に入れるため、医療脱毛について解説します。お尻の医療脱毛はどれくらいの回数施術を受ければ良いのか、果たして効果はあるのか、施術時の痛みはどれくらいあるのかなど、気になる点について詳しく見てみましょう。
お尻の医療脱毛とは?
お尻の医療脱毛を受けられる範囲はクリニックによって違いますが、多くの場合は腰骨の上を結んだところから下の部分、足の付け根よりも上の部分を施術します。肛門周りの「Oライン」と呼ばれる場所は含まれていないため注意しましょう。
お尻に生えているムダ毛は、ワキやVIOラインのように濃く太い毛ではなく、顔に生えているような産毛レベルの細い毛です。基本的には、濃くて太い毛ほどレーザーを当てたときの痛みを感じやすいため、お尻の医療脱毛は痛みを感じづらく、施術を受けやすいのが特徴です。ただし、細い毛のため繰り返し施術を受ける必要があります。
お尻の医療脱毛の効果・回数
お尻の医療脱毛を受ける回数ですが、1回の施術では脱毛は完了しません。これはお尻に限らずどの部位でも言えることで、現在肌の奥で眠っている毛が成長したときにレーザーを当てる必要があるからです。つまり、成長してきた毛に次から次へとレーザーを当てて施術をすることで、徐々にムダ毛が抜け落ちてつるつるな肌を手に入れられます。
施術を受ける回数は、毛が生えてくるスピードや用いる脱毛器、肌質などさまざまな要因によって個人差があります。医療脱毛の場合は最低でも5回、よりつるつるにしたい人は10回以上施術を受けるケースもあります。そのため、自分がどのレベルまでムダ毛をなくしたいかとあらかじめ考えておくと良いでしょう。
医療脱毛でお尻の肌トラブルが減る?
お尻のムダ毛を気にしたことがないという人は多いかもしれません。しかし、顔のように意外と細かな産毛がびっしりと生えているため、スポーツをする際や暑い時期などで汗をかくと、お尻がムレて肌トラブルが起こる可能性があります。
気が付くと、お尻にニキビができていた経験はないでしょうか?これはムレによって雑菌が繁殖し、毛穴に入って炎症を起こした状態です。水着を着るときや温泉に入るときなど、ニキビの多いお尻だとためらってしまうのではないでしょうか。
お尻の医療脱毛を受けると、お尻の細いムダ毛もきれいになくすことができるため、汗をかいたときのムレによる肌トラブルを軽減できます。
綺麗なお尻で魅力的に
医療脱毛を受けなくても、多くの人は一見ムダ毛などない綺麗なお尻に見えます。しかし、実際にはどんな人にも産毛があり、ムダ毛がない状態で触ると大きな違いに気づくでしょう。
お尻の医療脱毛を受けると、上述のようにムダ毛がないおかげで汗をかいてもお尻がムレにくく、ニキビなどの肌トラブルも起きづらくなります。特に、恋人がいる場合はできるだけ綺麗なお尻・肌をキープしたいのではないでしょうか。お尻を含め、体のさまざまな部分の医療脱毛を受けると綺麗な肌になり、自信にもつながるでしょう。
お尻の医療脱毛の痛み
医療脱毛を受ける際に気になるのが、施術時の痛みです。脱毛の施術を受けるときには痛みを伴うと言われていますが、これは施術を受ける人の肌質や毛質、クリニックかサロンか、さらにどのような脱毛器を用いているのかでも大きく異なります。
エステサロンで受ける脱毛は、医療脱毛で用いる脱毛器に比べてパワーが小さく、痛みもほとんどありません。だからと言って、医療脱毛の施術は痛みが強いというわけではありません。
医療脱毛で用いられる脱毛器も、痛みを軽減しながらより高い脱毛効果が得られるように進歩しているからです。
もともと痛みに弱く医療脱毛を受けるのが心配という人は、カウンセリング時に相談したり、施術時にレーザーの出力を下げてもらったりするなど対応してもらいましょう。
お尻のムダ毛はとても細く、ワキやVIOのような太い毛の脱毛に比べると痛みはほとんど感じないレベルと言っても過言ではありません。事前にしっかりと相談し、納得してから施術を受けましょう。
自己処理や美容脱毛より医療脱毛がおすすめ
お尻のムダ毛は、腕やワキほど気になる場所ではないため、自己処理でも良いのでは?と考える人もいます。カミソリや毛抜きなどを使って自宅でムダ毛処理をするのは、自分のタイミングで、なおかつコストをかけずに済むというメリットがあります。
しかし、間違った自己処理をして肌を傷つけてしまうと、傷から雑菌が入って炎症を起こしたり、剃った毛の断面が太く見えてしまったりするなど、綺麗な仕上がりにならないこともあるでしょう。
また、エステサロンなどで受けられる美容脱毛は、医療脱毛に比べてレーザーの出力が弱く、より多くの回数の施術を受けなければなりません。医療脱毛は時間がない人でもスムーズに脱毛ができ、なおかつ肌トラブルを防ぐことができる安心感があります。
誤った自己処理で肌を傷つけたり、何度も何度も通ったりしなければならない美容脱毛よりも、安心して施術を受けられる医療脱毛がおすすめです。
お尻の医療脱毛の準備やアフターケア
お尻の医療脱毛を受ける際には、自分でムダ毛を処理しておくという下準備が必要です。ムダ毛処理には、広範囲を一気に処理できるカミソリを使う人もいますが、これは肌を傷つけてしまうおそれがあるため避けましょう。
医療脱毛を受ける前の準備には、必ず「電気シェーバー」を使います。電気シェーバーは肌を傷つけにくく、ムダ毛のみを処理できるアイテムです。ドラッグストアなどですぐに手に入れられるため、準備をする際には手に入れておきましょう。
ただし、お尻と足の付け根の間など、自分で処理しづらいところは当日シェービングに対応してもらえるクリニックもあります。自分でやっておくべき準備はどの程度なのか、よく確認しておきましょう。
また、脱毛を受けた当日はしっかりと肌を保湿する必要があります。医療脱毛を受けたあとの肌はとてもデリケートな状態で、軽い日焼けをしているような状態です。肌を優しくクーリングしたり、保湿したりしていたわりましょう。
クリニックによっては、施術後に用いる保湿用ローションに追加料金がかかるところもあります。どこまでがプランに含まれているのかを確認しておくと良いでしょう。
お尻の医療脱毛の料金相場
お尻の医療脱毛にかかる料金は、プランによって大きく異なります。たとえば、お尻など特定のパーツのみを脱毛したい人には、多少割高になりますが単発プランが用意されていたり、全身脱毛プランの中にお尻が含まれていたりします。
医療脱毛は「5回」のプランが一般的で、相場は5万円前後です。ただし、お尻のみの脱毛に比べ、全身脱毛プランのほうが割安になるケースがほとんどのため、医療脱毛を受けるのであれば全身脱毛がおすすめです。
お尻の医療脱毛は、単発の場合1万5千円から2万円が相場になっています。全身脱毛だと、お尻も含めてその他のさまざまなパーツも施術でき、17~25万円が相場です。お尻の医療脱毛単体と比較すると、全身脱毛を受けたほうがお得と言えるでしょう。
クリニックによっては、この料金にさらに保湿ローション代や診察代(初診料・再診料)、カウンセリング料などさまざまな料金がプラスされるケースもあります。こうした諸費ができるだけかからないクリニックを探すと、お得に医療脱毛を受けられるでしょう。
まとめ
お尻の医療脱毛を受けるのは勇気がいるかもしれませんが、意外と多くの女性が施術を受けています。
一見ムダ毛がないように見えるお尻ですが、産毛がなくなるとワントーン明るく、つるつるの肌を手に入れられます。お尻が綺麗になるとさまざまなデザインの水着にも挑戦しやすく、自信にもつながるでしょう。
これまで自己処理をしていて肌を傷つけてしまったという人や、長期間美容脱毛に通っていてなかなか効果があらわれないという人は、医療脱毛にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
※このコラムは一般的な脱毛についての内容を掲載しています。当院の内容と若干違いがある可能性がございますのでご了承ください。