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医療脱毛で跡が残ることがある?脱毛跡の原因や消す方法を解説

脱毛後のアフターケアを怠っていると、脱毛跡が生じる可能性があるので注意が必要です。 今回は脱毛跡ができる原因や、できてしまったときの正しい対処法をご紹介します。脱毛後に後悔することがないように、ここで正しい知識を身につけておきましょう。

脱毛跡とは?脱毛後にブツブツ…!

脱毛跡という言葉を聞いたことがあるでしょうか?脱毛後の肌に赤い湿疹のようなものができたら、それは脱毛跡かもしれません。 肌をきれいにするために脱毛したのに、脱毛跡ができて汚くなってしまうのは嫌ですよね。まずは脱毛跡に関する基本的な情報をチェックしていきましょう。

脱毛跡とは?

脱毛跡とは、脱毛した箇所が炎症を起こし、ブツブツができたり黒い斑点ができたりする症状のことです。 脱毛器のレーザーや光を照射すると、肌に熱がこもります。この熱が冷めないうちに肌に刺激を与えてしまうと、さまざまな肌トラブルを招くようになるので注意が必要です。 脱毛跡を放っておくと症状が悪化し、ブツブツが残る可能性もあります。症状が軽いからといって油断していると、脱毛跡を消すのが難しくなってしまいます。 すべての人に脱毛跡ができるわけではありませんが、リスクはゼロではありません。脱毛跡ができないように普段から対処する必要があります。

脱毛跡はいつ発症する?

脱毛跡が発症するのは、施術から数日後です。肌の腫れが落ち着いてくるとブツブツが現れ始めます。 脱毛直後に発症するものではないので、症状に気づきにくく、対処が遅れがちです。脱毛跡を放置していると治りにくくなるだけでなく、消えずにそのまま残ってしまうこともあります。 施術後数日間は肌の様子を観察し、ブツブツなどの異常がないかどうかチェックしましょう。

脱毛跡が残る原因は?

脱毛跡を残さないようにするためには、脱毛跡が残る原因を知っておくことが大事です。

原因① レーザー脱毛の出力

脱毛器の出力は強弱を調整することができます。肌質や毛質などによって適した出力は異なるため、出力の調整を間違えてしまうと、肌が傷つき脱毛跡となることがあります アレルギーを持っている人や、ケロイド体質の人は、レーザー脱毛の治療ができない場合もあり、注意が必要です。エステサロンは医療機関ではないため、皮膚トラブルがある人は受け付けてもらえない可能性があります。 医師が在籍しているクリニックでは、施術を受ける前に医師が診察を行い、脱毛可能かどうか判断してもらえるので安心です。心配な方は事前に皮膚科に相談しておくことをおすすめします。

原因② 体調不良

風邪や生理などで体調が悪いときは、肌にも異常が出ます。肌が乾燥したり、ニキビや湿疹が出たりしているときに脱毛してしまうと、さらに肌の状態が悪くなってしまいます。結果として脱毛跡が残る原因となるので注意が必要です。 「体の調子が悪い」「肌の調子が悪い」と感じたら無理せず、施術を延期しましょう。体調が万全になってから脱毛を再び開始するようにしてください。

原因③ 体温が上昇することをした

脱毛した後にアルコール摂取や運動、入浴やサウナなどの体温が上昇する行動をすると、肌を刺激して脱毛跡ができやすくなります。 脱毛後の肌は熱を帯びているため、本来は冷まして肌を落ち着かせる必要があります。それにも関わらず、運動や飲酒などによって体温を上げてしまうと、かゆみや赤みなどの肌トラブルを招きやすくなります。 特に大量に汗をかくような行為はNGです。汗に含まれている老廃物が毛穴の中に入り込み、化膿してしまう可能性があります。湯船にもたくさんの細菌が含まれているので、脱毛後は入浴を控えて、ぬるめのシャワーを浴びるようにしましょう。

原因④ 保湿ケアが不十分

脱毛後の肌は熱を帯びて乾燥しているため、保湿ケアが必要不可欠です。まずは肌を冷やして、化粧水やクリームなどでしっかり保湿してあげましょう。 保湿ケアを怠ると、炎症の悪化や化膿などの肌トラブルを招いてしまいます。脱毛跡の治りも遅くなるので注意が必要です。

脱毛跡が残りやすい部位って?

あらかじめ脱毛跡ができやすい部位を知っておくと、対処もしやすくなります。

部位① ひじ下

脱毛跡が残りやすいのは、日頃から紫外線の影響を受けやすい部位です。ひじ下は季節問わず露出が多いため、日光にさらされる時間が多く、知らず知らずのうちに紫外線のダメージを受けています。 また、ひじ下は日焼けしている自覚がないことが多く、施術前に自己申告を怠りがちです。何の対処もせずに施術を受けた結果、赤みや炎症を起こしてしまい、治りにくくなることがあります。

部位② VIO

VIOは皮膚が薄く敏感なため、他の部位よりも火傷のリスクが高いといわれています。そのため脱毛後の保湿ケアが必要不可欠ですが、油分の多いクリームや乳液を使ってしまうと、蒸れやすくなり、かえって炎症を起こすことがあるので注意が必要です。 VIOのアフターケアは、敏感肌用のローションなど刺激の弱いアイテムを使って肌の保湿を行いましょう。 下着の締め付けや摩擦による刺激にも注意が必要です。サイズの合わない下着を使用していると、肌にダメージを与えてしまうので、キツくないサイズの下着を使用するようにしてください。 特に夏場は汗をかいて蒸れやすい部位なので、ゆるめのシャワーで洗って清潔な状態を保ちましょう。

部位③ ワキ

ワキは服の摩擦によって黒ずみが起きやすい部位です。脱毛後のワキに制汗剤やデオドラントスプレーを使用してしまうと、毛穴の詰まりを引き起こし、脱毛跡が残りやすくなるので注意が必要です。 生え始めのチクチクした毛をカミソリや毛抜きで処理してしまうと、肌にダメージを与えて脱毛跡の原因を作ってしまいます。どうしてもワキ毛が気になるときは、電気シェーバーで処理しましょう。

もし脱毛跡ができてしまったらどうすればいいの?

もし脱毛跡ができてしまったらどうすればいいの? 脱毛跡を見つけたときに、何もせず放っておくのは良くありません。見た目以上に肌がダメージを受けている可能性もあるため、放置せず、すぐに適切な対処をする必要があります。 脱毛跡ができてしまった場合に備えて、事前に正しい対処法を把握しておきましょう。

すぐに医師に相談する

脱毛後の肌トラブルについて、素人が判断するのは危険です。自己流のケアをしてしまうと、肌に負担をかけてしまい、トラブルがさらに悪化する可能性があります。 肌トラブルが起きたときは、一刻も早い治療が必要です。「何かちょっとおかしいな」と感じたら、すぐに医師に相談して、適切な処方をしてもらいましょう。 医療脱毛の場合、肌トラブルが起きたときは医師がその場で適切な処置をしてくれるので安心です。ただし、医師が在籍していないエステサロンでは、肌トラブルに対する治療ができないため、自分で医療機関を受診する必要があります。エステサロンと提携している病院を紹介してもらえる場合もあるので、事情を説明して早めに治療を受けましょう

脱毛跡に適切なケアって?

脱毛後に「火傷かも?」と感じたら、すぐに患部を冷やしましょう。脱毛した箇所は熱を帯びているため、冷やすことが最も適切なケアとなります。肌を冷却した後に薬やスキンケアなどを行い、肌の回復を待ちましょう。 いつまで経っても赤みや炎症がなくならない場合は、医師の診察を受けて適切な治療を受けるようにしてください。 脱毛跡を見つけても何もせず放置しておくことが一番良くありません。仮に自然回復したとしても、跡が残ってしまい、見た目が汚くなる可能性があるので注意が必要です。

脱毛跡に効く薬は?

脱毛直後の肌に軟膏を塗れば、毛穴周りの赤みや炎症を抑えることができます。軽症であれば消炎剤を含む軟膏、水疱ができてしまった場合は化膿止め軟膏などが効きます。 市販の薬でも治りますが、症状がひどい場合は、病院で薬を処方してもらいましょう。

脱毛跡を消す方法は?

脱毛跡ができてしまったからといって、諦める必要はありません。適切な対処をすれば、脱毛跡を消すことができます。

方法① 薬による治療

脱毛後にできる赤みや炎症は、クリニックが処方する軟膏を塗って治療することで抑えることができます。赤みやかゆみがなくなるまで、軟膏を塗って治療しましょう。軟膏はクリニックで処方してもらうことができます。 脱毛による火傷で全治1ヶ月以上になるケースは極めて稀です。水疱ができてしまった場合でも、病院で化膿止め軟膏などを塗って治療すれば、遅くとも半月ほどで治ります。

方法② しっかり冷却する

脱毛跡が残る大きな原因は、アフターケアが不十分だったことにあります。脱毛後、真っ先に行うべきアフターケアは、肌の冷却です。レーザーや光を当てた箇所は熱を帯びているため、冷たいタオルや冷たい化粧水などで、しっかり冷却しましょう。冷たいタオルを使うときは、肌に優しく押し当てるように冷ましてください。 肌の熱を冷まさずに放っておくと、炎症が悪化してかゆみを帯びてくるようになります。そのようなトラブルを防ぐためにも、しっかり冷却を行い、その後に保湿ケアを行いましょう。

方法③ スキンケア

脱毛後の肌はダメージを受けているため、肌に負担のかからない生活を心がける必要があります。脱毛跡に紫外線が当たってしまうと、色素沈着を起こしやすいので注意が必要です。 脱毛前の日焼けも良くありません。紫外線によってダメージを受けた肌は敏感になっているため、施術中に痛みを感じやすく、火傷などのトラブルを引き起こしやすくなります。 脱毛するときは日頃から紫外線予防を行いましょう。美白ケアやビタミンCの摂取なども並行して行うようにしてください。

脱毛跡を予防するためには?

脱毛跡はできてしまってから対処するのではなく、できる前にきちんと予防することが大切です。

予防法① 日焼けをしない

脱毛後の肌はダメージを受けているため、肌に負担のかからない生活を心がける必要があります。脱毛跡に紫外線が当たってしまうと、色素沈着を起こしやすいので注意が必要です。 脱毛前の日焼けも良くありません。紫外線によってダメージを受けた肌は敏感になっているため、施術中に痛みを感じやすく、火傷などのトラブルを引き起こしやすくなります。 脱毛するときは日頃から紫外線予防を行いましょう。美白ケアやビタミンCの摂取なども並行して行うようにしてください。

予防法② 保湿ケアをするい

肌が乾燥している状態で施術を行うと、脱毛器のレーザーや光に反応しやすくなり、火傷をするリスクが高まります。 もともと乾燥肌の人が脱毛するときや、秋冬など乾燥しやすい時期に脱毛をするときは、脱毛する前から保湿ケアを毎日しっかり行いましょう。肌に化粧水をたっぷり塗り、仕上げにクリームを塗って、水分を肌に閉じ込めてあげることが大切です。 保湿ケアは肌トラブルの防止になるだけでなく、脱毛効果を高めることもできます。施術時の痛みも軽減することができるので、こまめに保湿ケアを行いましょう。

予防法③ 事前に相談する

もともと肌が弱い人や、火傷が不安な人は、脱毛前の診察やカウンセリングで相談しておきましょう。自分の肌質や過去の肌トラブルについて詳しく説明しておくことで、脱毛による肌トラブルを未然に防ぐことができます。 施術中に痛みを感じたときは、我慢せずスタッフに相談して、出力を弱くしてもらいましょう。

予防法④ 自己処理を避ける

カミソリや毛抜きを使った自己処理は、肌にかかる負担が大きいため、さまざまな肌トラブルを招きやすくなります。間違った自己処理を続けていると、黒い斑点ができてしまい、施術を断られる場合もあるので注意が必要です。 ムダ毛が気になったときは、電気シェーバーなど肌に負担のかからない方法で自己処理を行いましょう。自己処理をしたあとも、しっかり保湿ケアを行うようにしてください。

まとめ

脱毛跡はアフターケアをしっかり行うことで消すことができます。脱毛跡を予防するためにも、日頃から保湿ケアをしっかり行い、日焼けしない生活を心がけましょう。 しっかりした知識を持っておけば、脱毛跡を防ぐことは可能です。正しいケアで、脱毛後の美肌を手に入れましょう

※このコラムは一般的な脱毛についての内容を掲載しています。当院の内容と若干違いがある可能性がございますのでご了承ください。

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