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医療脱毛の痛みが気になる・・・麻酔による痛み軽減の効果とは?
手術はなにかと痛みを伴うものです。
肌にメスを入れたり、時に筋肉を切ったりしなければいけないため、それを和らげるための麻酔が欠かせません。
そしてこうした麻酔は医療脱毛においても使用されます。
医療脱毛ではレーザーや針などが使われますが、そうした機器もまた痛みをもたらすものです。
どういった麻酔が使われるのか、麻酔は本当に安全なのか、といったことを今回は見ていきましょう。
医療脱毛で使用する麻酔の種類とそれぞれの効果
医療脱毛をする際には必ず麻酔を使うというわけではありません。
背中やすねのような部位は、患者の希望次第で麻酔を使わないでレーザーを当てることもあります。
とはいえ、顔やVIOラインのようなデリケートなエリアにレーザーを当てると痛みは避けられません。
何よりこうした部位は毛根が多いので長時間レーザーを当てなくてはいけないので、麻酔を使ったほうがよいです。
脱毛に使われる麻酔の種類としては2つが挙げられます。
1:麻酔クリーム
1つはクリームを塗り込むタイプの麻酔です。
特定の部位に塗るだけなので比較的気軽に利用できるのが特徴です。
一方で神経を麻痺させるまでにはそれなりの時間がかかるので、施術30分前に塗るのが一般的でしょう。
料金は1,000円から3,000円が相場といえます。
2:笑気麻酔
もう1つはガスを使った麻酔です。
ガスを吸い込む麻酔は手術などでもよく使われますが、医療脱毛でも利用することができます。
クリームに比べてすぐに麻酔が効き始めるので、スムーズに施術に移れるのが特徴です。
一方で、全身麻酔に近いものですから麻酔が抜けてからも脱力感にとらわれることがあります。
施術が終わってもすぐにベッドなどから起きられないことがあるので、スケジュールには余裕を持って臨みましょう。
こちらの料金も1,000円から3,000円ほどの料金設定をしている機関がほとんどです。
【注意】麻酔は医療脱毛クリニックのみでしか受けられない
こうした麻酔を使えるのは専門資格を持った医師に限られています。
脱毛施術を実施している場所としてはエステサロンなども挙げられますが、エステサロンでは麻酔を使いません。
エステサロンに向かったはよいものの、麻酔を使えなくて困った、ということにならないように、あらかじめ知識を持っておきましょう。
こんな方は麻酔の使用をおすすめ
麻酔のメリットはなんといっても痛みを伴うことなく施術を行えるという点にあります。
レーザーを長時間浴びるのは怖い、脱毛針を差し込むことで痛くなるのは嫌だ、という方は積極的に利用するようにしましょう。
そのほか、医療機関としては麻酔を使ったほうがレーザーの出力を強くできるという利点があります。
麻酔を使わない施術の場合、患者の負担を緩和するためにレーザーを弱めにする機関は多いです。
これによって痛みは軽減されるのですが、一方で脱毛効果も半減するというデメリットがあります。
これによって脱毛が半端になり、何度も通院しなくてはいけない、というケースもあるのです。
レーザーを強くしてもらって徹底的に毛根を根絶したい、という方は麻酔を使ったほうがよいでしょう。
その他、一度目の脱毛は麻酔を使わなかったけれど、痛くて仕方なかったという方は素直に麻酔を使うべきです。
痛みを我慢して脱毛するのは苦行でしかありません。
多少費用がかかっても、快適に脱毛するほうがよいでしょう。
気になる麻酔のあれこれ!実際の体験談をご紹介!
ここまでの記述を読んでもまだ麻酔の使用の決心がつかない、という方はいるでしょう。
麻酔を使うことで痛みが和らぐのはわかるものの、副作用の不安があるので使いづらい、と考えるのはもっともなことです。
そこでここからは、実際の体験談を参考にしつつ、脱毛に関する疑問にQ&A方式で答えていきます。
Q1.麻酔をすれば完全に痛みはなくなるのですか?
A1.まず麻酔が効くかどうかは体質によります。
クリームを塗るにせよ、ガスを吸い込むにせよ、麻酔がよく効いて痛みを感じなかったという人もいれば、あまり効かず施術中痛みを感じた、という人もいるのです。
たとえばアルコールに強い人は笑気ガスが効きにくいという特徴があります。
普段からお酒をよく飲み、酔いつぶれたという経験がない人は、笑気ガスを選んだものの麻酔が効きづらかった、という体験をしているのです。
そのため、二度目の施術ではガスではなくクリームを塗ったという人もいます。
もちろん、一概にお酒飲みだから麻酔が効かないというわけではありません。
ですが、麻酔が効かなかったからといって医療機関にクレームをつけるようなことは避けましょう。
何より医師からはあらかじめ麻酔をしたからといって完全に痛みはなくならない、と説明を受けます。
多少の痛みは覚悟したうえで施術に臨みましょう。
もっとも実際の体験を聞いてみると、チクッとしたり、じわっという違和感を感じたりする程度で済むことが多いようです。
Q2.麻酔による副作用が心配です。実際にどんな副作用が起こるのでしょうか?
A2.確率は低いですが副作用が起こることはあり得ます。
たとえば笑気ガスを使った麻酔をする場合、めまいや嘔吐感を感じることがあるのです。
また、麻酔クリームでも副作用は起こります。
クリームを塗った部位に不快感がもたらされることや腕や足に塗った場合は震えが起こることもあるようです。
人によっては蕁麻疹が起きたという体験談も寄せられています。
こういった話を聞くと麻酔をためらってしまう人もいるでしょう。
とはいえ、こうした副作用が起こるのは体調によるところが大きいです。
たとえば前日にあまり眠れなかった人は、笑気ガスが余計に効きすぎてしまって副作用が起こっています。
また、医療機関で脱毛を行うからにはしっかりとしたアフターケアが行われるも安心してよいでしょう。
たとえばクリームを塗って皮膚にトラブルが起こった場合は皮膚科にスムーズに受診できるような手配が行われます。
Q3.脱毛の途中で麻酔を使うことはできますか?
A3.最初費用がかかると聞いて麻酔を使わなかったけれど、痛みに耐えられなかったから麻酔を使えないか、と頼んだ方はいます。
その方はいったん施術を中止して笑気ガスを使った麻酔をしてもらったようです。
なお、途中で麻酔を利用する際は笑気ガスしか使えません。
上述したように、麻酔クリームは聞き始めるまで時間がかかってしまいます。
医療機関ではほかの患者の予約が入っている場合もあるので、スムーズに脱毛を行うことが求められるのです。
そのため、すぐに効き目が現れる笑気ガスが使われるのです。
Q4.どんな部位でも麻酔は使えるのですか?
A4.どの部位を脱毛するにせよ、麻酔は使えます。
もっとも、顔にクリームを塗り込む際は注意が必要です。
顔はデリケートな部位なので、肌荒れのもとになりかねません。
あらかじめ医師から説明がありますので、相談のうえ使用するようにしましょう。
まとめ
脱毛をする際にリスクは避けられません。
その一つに機器を使うことによって生じる痛みがあります。
少しでも費用を節約するために麻酔は使わない、という気持ちはわかりますが、脱毛は何度も行わなくてはならないものです。
痛いのが嫌だから脱毛はやめる、といったことにならないように、麻酔をしっかりと利用するようにしましょう。
※このコラムは一般的な脱毛についての内容を掲載しています。当院の内容と若干の違いがある可能性がございますのでご了承ください。