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医療脱毛とは?永久脱毛できるって本当?効果や費用を解説!

脱毛というとこれまでエステサロンで行うものでした。 比較的安価でできるうえに気軽に行えるのがメリットですが、一方で何度も行わないと効果が現れづらいというデメリットもあります。 現在はこれを補完する形で、医療脱毛を行えるようになっています。 今回はこの医療脱毛について紹介していきましょう。

医療脱毛とは?

一般的に脱毛といえば、これまでは一時的な脱毛を行うものでした。 毛根から毛が伸びるのを抑制させ、肌の表面に出てくるのを抑える施術が普通だったのです。 それゆえ、施術後数か月はムダ毛に悩まされることがなかったけれど、少ししたらムダ毛が現れるということが起こります。 そしてムダ毛を改めて取り除くためにまた脱毛サロンに行く、という利用が一般的だったのです。 ですが、根本的にムダ毛を取り除きたいと願う人にとってこうした施術形態は不便です。 そのたびに料金がかかってしまいますし、サロンに行く手間もかかってしまいます。 毛根自体を根絶する永久脱毛を行えるサロンは少なかったといえるでしょう。 その点、医療脱毛を使えばこうした手間に悩まされることはありません。 医療脱毛で使われるレーザーは高性能のものですから、直接毛根の母細胞にまで働きかけます。 脱毛サロンで使っている光とは違って、高熱を持ったレーザーを毛根に当てていくのです。 これによって毛根を根絶するので、永久脱毛に近い効果が期待できるのです。 もっとも、施術を何回か受けなければならないのは一般的な脱毛サロンと変わりません。 1回だけの施術では毛根を根絶しきれないのです。 そもそもこうしたレーザーが働きかけるのは成長期にある毛根だけです。 毛根の黒い色素に働きかけてレーザーをあてがっていくため、一時的に休眠している毛根には働きかけられません。 休眠期にある毛根は時間が経つにつれて活性化し、ムダ毛として現れてくるのです。 そのため、こうした脱毛施術では地道に毛根を潰していくしかありません。 施術後の数ヶ月はムダ毛に悩まされるので、本当に効果があるのか疑わしいと思ってしまうでしょう。 人によっては医療脱毛を始めて1年経ってもムダ毛が出てくる、という人もいるかもしれません。 しかしながら、医療脱毛を継続すれば毛根の根絶は約束されます。 しかも、長期間の利用を前提としたサロンでの施術に比べて、短期間で効果出やすいのが医療脱毛の特徴です。 また、医療脱毛ならば施術を受けられる部位が限られるということはありません。 脇や背中のような施術失敗によるリスクが低い箇所なら一般的なサロンでも責任を負うことができます。 一方で、顔やVIOラインのようなデリケートな箇所は技術を要するうえにリスクが高いので、依頼を受け付けないサロンもあるのです。 その点、医療機関で行う施術ならば技術も保証されていますし、失敗したときのアフターケアもしっかり行えます。 それゆえ、様々な部位の脱毛を引き受けてくれるのです。 何より、医療機関に従事している医師や看護師はいずれも医療資格を有しているという点は安心できるでしょう。 もちろん一般的なサロンでも資格を持ったうえで脱毛施術を行っている人は少なくありません。 しかし、中には資格を持たないのに施術を行っているというサロンもあるのです。 医療機関ならばそんな心配はいりません。 医師は患者ごとの毛量や肌質などを考慮したうえで適切な施術を行ってくれるでしょう。 もし何らかのトラブルが起きてしまった場合も、どうやって対処したらよいか、どうすればトラブルを収めることができるか、といった知識を持ち合わせています。 その他、看護師の方は肌のケアをするにあたっての知識や経験に通じています。 患者自身が自宅で行うケアなどについてアドバイスをくれるでしょう。 しっかりとしたサポートに囲まれた中で施術を受けられるので、患者の心理的負担も少なく済むのです。 さまざまな観点からいって、医療脱毛を行うメリットは多大であるといえるでしょう。

医療脱毛の効果が出始める回数と期間は?

先ほど医療脱毛といえど、やはり何度も医院に通う必要はあるという話をしました。 実際に医療機関で脱毛を行う人にとっては、どれくらい回数をこなさなければいけないかは気になるところでしょう。 数回程度で脱毛が完了できればよいのですが、何十回も行わなければならないとなると、それだけ費用がかかってしまいます。 それならば、一般的な脱毛サロンに通って、一時的な脱毛を何回かこなしたほうがコストがかかりません。 とはいえ、少なくとも20回、30回という具合に施術が重ねられることはないでしょう。 一方で施術を行う部位によって回数や期間は変わってきます。 医療脱毛は活動期にある毛根に働きかけるのであって、休眠期にある毛根には働きかけられないという話をしました。 つまり、毛根が多い部位であるほど施術の回数は増えていくのです。 ここで、それぞれの部位の回数と期間をまとめましょう。

VIO 6回(一般的な人)/1年 10回(毛深い人)/1年半
6~7回(一般的な人)/1年 10回(毛深い人)/1年半
ワキ 5回(一般的な人)/10ヶ月 8回(毛深い人)/1年と数ヶ月
背中 5回(一般的な人)/10ヶ月 8回(毛深い人)‣1年と数ヶ月
もみあげ・うなじ・おでこ 6~7回(一般的な人)/1年 10回(毛深い人)/ 1年半
腕・足 5回(一般的な人)/10ヶ月 8回(毛深い人)/1年と数ヶ月

VIOラインは体の中でも狭い面積しか持っていませんが、一方で毛が密集しやすいですので、なおさら施術に時間をかけなければいけません。 一般的な毛量の人であれば、6回程度医療機関に通う必要があります。 医療機関によって施術をどれくらいの頻度で行うかは方針が分かれますが、大体2ヶ月に1回行うのが一般的です。 それゆえ、完全に脱毛するためには1年近くの時間を要するでしょう。 一方で、毛深い人となるとこの期間は延びていきます。 人によっては10回ほどの施術を行わなくてはいけないため、1年半近く時間をかけなければいけません。 そのほか時間がかかる部位としては顔が挙げられます。 男性の場合はヒゲに悩まされないために脱毛するという方がいるでしょうが、ヒゲは太いうえに毛根が顔中に張り巡らされているため時間がかかるのです。 こちらについてもやはり一般的な人ならば6回から7回、毛深い人ならば10回ほど、期間にして1年から1年半ほど診療を行わなくてはならないでしょう。 また、顔の産毛に困っているという女性の場合はなおさら時間がかかる可能性があります。 産毛は細いので一本一本の脱毛自体は簡単なのですが、その分毛根が占める面積が少ないです。 毛根一つ一つが小さいということは、その分顔には多くの毛根が居座りやすいということを意味します。 したがって、産毛を脱毛したいという女性は、10回程度の施術を行わなくてはならないでしょう。 もみあげやうなじ、おでこのような顔に近い部位の脱毛に関しても同様に10回程度の施術を行う必要があります。 その他、腕や足のような毛根が少ない部位ならば5回程度の施術で永久脱毛を行えます。

医療脱毛の費用はどれくらいかかるの?

医療脱毛の費用はどれくらいかかるの?医療脱毛は高性能の機器を使って行われるものです。 また、施術師もそれ相応の能力を持ち合わせていなくてはなりません。 よって、医療脱毛を受ける際にはある程度費用がかかることは避けられないでしょう。 では、具体的にどの程度の費用がかかるのでしょうか? これについてもやはり部位ごとに値段が変わってきます。 たとえばデリケートなエリアの脱毛はリスクが大きいので、もし失敗したとしたらそれ相応の補償を行わなくてはいけません。 その補償のための費用をあらかじめ取っておくために、値段が高くなりがちなのです。 部位ごとの1回あたりの料金もまとめました。

VIO 30,000~40,000円
顔(全体) 30,000~40,000円
ワキ 5,000~10,000円
うなじ 20,000~30,000円
背中 25,000~35,000円
もみあげ 10,000~20000円
おでこ 10,000円~20,000円
足(全体) 50,000~60,000円
腕(全体) 30,000~40,000円

デリケートなエリアというとVIOが思い浮かぶところですが、VIOを脱毛する場合、1回あたりの料金は30,000から40,000円かかります。 面積自体は狭いのでそこまで施術の手間はかからないのですが、やはりリスクを踏まえた値段設定というべきでしょう。 同様に顔全体の脱毛もリスクが高いので、それに合わせて値段設定も高くなりがちです。 一方で、もみあげやおでこのような気になる箇所の脱毛ならばいくらか費用を抑えることができます。 ここだけが気になっているけれど、顔全体までは処理しなくていい、という方は部分脱毛のほうが安上がりです。 意外にも値段がかからない箇所として挙げられるのが脇です。 脇はそもそも面積が狭いので施術の手間は少なく済みます。 しかもリスクも少ないので、クリニック側としても低い値段設定で行えるのです。 一方で、値段が高くなりがちなのが足の脱毛です。 足はそもそも面積が大きい場所ですから、レーザーをいたるところにあてがわなくてはいけません。 その分だけ時間もかかりますから、値段が高くなるのもやむを得ないでしょう。 ここでは1回あたりの値段を記載しましたが、クリニックによっては複数回の施術を行う場合、サービスとして値段を安く設定しているところがあります。 その他、脱毛箇所を増やせば増やすほどお得になるサービスを実施しているクリニックもあるのです。 最初から永久脱毛ありきで施術を考えている方は利用してみるとよいでしょう。

医療脱毛と脱毛サロンの美容脱毛の違いは?

冒頭から脱毛サロンと医療脱毛では効果が違う、という話を繰り返し行ってきました。 とはいえ、実際に施術回数はどれだけ違うのか、費用などの点でどれだけ違うのかが気になる方は多いでしょう。 そこで、一般的な毛量の患者がVIOラインを脱毛する場合の違いについてまとめました。

医療脱毛 脱毛サロン
施術回数 6回 18回
費用 100,000円 150,000円
資格 すべての医師が資格持ち 資格を持っていない 施術師がいることもある
アフターケア 担当した医師が行ってくれる サロンでは行ってくれない

施術回数の違い

まず明確な違いとして挙げられるのが施術回数です。 医療脱毛の場合は6回程度行えば永久脱毛できますが、脱毛サロンの場合は18回も通院しなくてはいけません。期間からいえば2年近く通わなくてはいけないのです。 しかも、サロンで使われる機器はレーザーでなく光を使って脱毛を行うものですから、完璧な脱毛を保証するものではありません。 18回サロンに通ったけれど、それでもムダ毛が出てきたということも考えられるのです。 また、一回ごとの施術に関してはサロンのほうが安いです。 一方で、永久脱毛までの回数はかかってしまいますから、結果的には医療脱毛のほうが安上がりになります。

診察やアフターケアの質の違い

その他、医師によって診察が行われるのと、カウンセラーによって診察が行われるのでは決定的な違いがあることを見逃してはいけません。 医師は多くの患者を診た経験がありますから、個々の体質に合わせて柔軟に対応することができます。 たとえば毛深い人に対しては施術回数を多くすることを提案してくれるでしょう。 一方で、サロンは資格を有していないスタッフによって施術が行われますから、マニュアル通りの対応になりがちです。 他の人よりも毛が薄いので施術回数を少なくしてもよかったかもしれないのに、一般的な人と同様の施術回数を行ってしまった、というケースが少なくありません。 何より重要なのはアフターケアの問題です。 脱毛施術は熱を持った機器を肌にあてがうために、肌のトラブルが起きかねません。 もし施術の過程でミスが起こってしまった場合、医療脱毛の場合は医師がすぐさま治療を行ってくれます。 しかし、脱毛サロンで施術を受けたあとで何らかのトラブルが起きた場合、サロンでは手の施しようがない、ということがあるのです。 それどころか、大抵のサロンが医療機関へ受診するよう勧めてくるでしょう。 こうした観点からいえば、最初から医療機関に通って脱毛を行うほうが効率的といえるのです。。

まとめ

高校生でもサロン脱毛や医療脱毛をすることはできます。 ですが、必ず保護者の同意を得なくてはなりません。 親の同意があったと偽ることがないよう、契約時の同席を求められる場合や電話などで確認を取られるのが一般的です。 そのため、脱毛したい高校生にとって、一番の難関は親の理解を得ることです。 費用もかかることですので、親としっかり話し合い、協力してもらえるようにしましょう。

※このコラムは一般的な脱毛についての内容を掲載しています。当院の内容と若干違いがある可能性がございますのでご了承ください。

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