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医療脱毛で効果が実感できる回数とは?レーザー脱毛器ごとの効果についても詳しく解説

これから医療脱毛をしようと考えている方にとって、効果や料金、回数や期間など、事前に知っておきたいことはたくさんあるのではないでしょうか。 その中でも今回は、医療脱毛で効果が実感できる回数や、レーザー脱毛器ごとの効果について解説します。また、医療脱毛の効果を十分に得るためのポイントもお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてください。

医療脱毛の効果は1回で実感できる?

現在主流になっている脱毛方法には、クリニックで行う医療脱毛と、サロンで行う光脱毛があります。そして医療脱毛ではレーザーを、エステ脱毛では光(フラッシュ)を照射して施術しますが、いずれも、毛根のメラニン色素に反応して発生した熱が、毛乳頭を破壊して脱毛効果を得るというしくみは同じです。ですが、脱毛効果を比較すると、医療脱毛のほうが上回っています。 これは出力の違いによるもので、医療脱毛で使用されるレーザーが狭い範囲で集中的に作用するのに対し、光脱毛で使用される光は、広範囲に優しく作用する特徴があるためです。そのため、サロンで行われる光脱毛より、クリニックで使われるレーザーの方が、効果が高いといえます。 しかし、いくら医療脱毛の効果が高いとはいえ、1回で完璧にツルツル肌を手に入れることはできません。一般的には、1年~1年半かけて、5~8回の施術が必要です。ちなみに、光脱毛の場合には2~3年かけて12~18回の施術が必要ですので、やはり医療脱毛のほうが短期間で効果を実感できることがわかります。

医療脱毛は機器によっても効果が変わる

医療脱毛で使用されるレーザー脱毛器は、ダイオードレーザー・アレキサンドライトレーザー・ヤグレーザーの3種類があります。まずは、大きな特徴を下の表で確認してみましょう。

ダイオードレーザー アレキサンドライトレーザー ヤグレーザー
刺激の大きい順位 3 2 1
日焼け肌の脱毛 日焼けした肌でも可能 日焼け・黒ずみは不可 日焼けした肌でも可能

このように、それぞれに性能が異なりますので、カウンセリングの段階でクリニックに相談して、自分の毛質や脱毛を、希望する部位にあった脱毛器を選ぶようにしておきましょう。では、それぞれの特徴についてもう少し詳しくご紹介していきます。

ダイオードレーザーの効果

ダイオードレーザーは、ほかの2種類と比べると幅広い毛質や肌質に使用できることが特徴で、医療脱毛では難しいとされてきた産毛の処理も可能です。そして、レーザーの照射範囲が広いため、短時間での施術が可能なだけでなく、痛みが少ないことも大きな特徴。ただし、ほかの脱毛器よりも脱毛効果や美容効果が低いというデメリットもあります。

アレキサンドライトレーザーの効果

アレキサンドライトレーザーは、日本で一番はじめに導入されたレーザー脱毛器で、厚生労働省からも認定され、多くの医療脱毛クリニックで採用されています。最大の特徴は、脱毛しながら美肌効果を得られること。本来レーザーが反応するメラニン色素は、毛根だけでなくだけでなく肌にも含まれているものですが、これを脱毛しながら改善できるため、たとえば、顔脱毛しながらシミやニキビの治療ができるということになります。実際に、美容皮膚科や形成外科でシミ取りに使用されることもあるほどです。しかし、日焼け肌や色黒肌には照射できないことや、ダイオードレーザーより痛みが強いというデメリットもあります。

ヤグレーザーの効果

ヤグレーザーは、アレキサンドライトレーザーよりも肌の奥深くまでレーザーが照射できるので、剛毛や深いところから生えている毛にもアプローチが可能です。そのため、ダイオードレーザーやアレキサンドライトレーザーで脱毛できなかった部分でも脱毛できる可能性があります。ほかにも、日焼け肌や色素沈着している肌に施術できるなどのメリットはあります。ただし、効果が高い分、痛みが強いというデメリットもあります。また、そのパワーの強さから、炎症ややけどなどの肌トラブルを引き起こす可能性も否定できませんので、麻酔の使用なども含めて、事前にクリニックに相談してみてください。

医療脱毛の効果を十分に得るためのポイント

医療脱毛の効果を十分に得るためのポイント 妊娠中の光脱毛やレーザー脱毛はNGとお伝えしましたが、自己処理について疑問を持つ方も多いでしょう。結論からお伝えすると、妊娠中の自己処理は極力控えせっかく医療脱毛を行うのであれば、その効果を十分に得たいものです。そこで、医療脱毛の効果をより高めるために、知っておきたいポイントについてお伝えしていきます。

毛周期に合わせて施術を受ける

医療脱毛を行う際は、むやみに施術回数だけ重ねても効果が早く表れるというものではありません。もっともポイントとなるのは、毛周期に合わせて施術を受けるということです。 人間の体毛は、成長期→退行期→休止期を繰り返しており、このような毛の生え変わりのサイクルが毛周期です。そのサイクルの中でも、メラニン色素がもっとも多く含まれているのが成長期。レーザーはその成長期の毛にのみ反応するため、脱毛は成長期の毛をターゲットに行う必要があるというわけです。 しかし成長期の毛の割合は、部位によって異なるものの全体の20%程度しかなく、それが2~3ヶ月単位で生え変わっています。つまり理論上は、1回の施術で効果が得られるのが20%だとすると、2~3ヶ月ごとに5回施術をして、やっと100%の結果が得られるという計算になります。これが、脱毛が1回では終わらない理由なのですが、言い替えれば、この毛周期を正しく把握しないで脱毛を行っても、無駄に回数だけ重ねてしまう可能性があるということです。

▪︎毛周期と必要な施術回数は部位によって異なる

このように、脱毛には重要なポイントとなる毛周期ですが、部位ごとにも違いがあります。下の表で確認していきましょう。

部位 毛周期 必要回数
1~2ヵ月 5回
ワキ 2~3ヵ月 3~4回
VIOライン 1ヶ月半~2ヶ月 3~4回
1ヶ月半~2ヶ月 5回

顔やVIO、足に比べると、ワキの毛周期のほうが長いことがわかります。しかし、毛周期は長くても、成長期の毛の割合が多ければ必要回数は少なくなるので、このような結果になっています。もちろん個人差もありますので、このような傾向があることを知ったうえで、自分の毛周期に合った脱毛が行えるようにしっかりカウンセリングを行うようにしてください。

2回目は期間を空けすぎずに施術を受ける

医療脱毛の効果を十分に得るためのポイントとして、2回目までの期間をあけすぎないことも押さえておきましょう。これは、1回目は肌が慣れないため出力を抑えて行うことが多いためで、間をあけすぎると2回目もまた1回目のような低出力で施術を行わなければならず、それでは十分な効果が得られなくなってしまいます。効率的に脱毛を行うためには、テンポよく進めていくことも意識してみてください。

脱毛後には適切なケアを行う

毛後には、適切なケアも欠かせません。適度にシェーバーで自己処理を行うようにしましょう。また、日焼けをすると施術中の痛みも増しますし、場合によってはレーザーの照射そのものができなくなってしまうこともありますので、日焼け対策も忘れずに!そして、十分な保湿をして肌トラブルが起こらないようにしましょう。特に、施術の3日前からは、念入りな保湿ケアを意識してくださいね。

まとめ

今回は、医療脱毛で効果が実感できる回数やレーザー脱毛器による違い、医療脱毛の効果を十分に得るためのポイントについてお伝えしました。自分の毛質や脱毛したい部位に最適な脱毛器がどれなのか、最適な脱毛のタイミングはいつなのか、しっかりカウンセリングを受けるようにしましょう。また、不安なことや疑問があれば、迷わず質問してみてくださいね。

※このコラムは一般的な脱毛についての内容を掲載しています。当院の内容と若干違いがある可能性がございますのでご了承ください。

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