医療脱毛でおすすめの毛周期は?顔、ワキなど部位別に解説
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医療脱毛について調べていると、『毛周期』という単語をよく目にすると思います。でも、「毛周期って何?」「顔やワキで毛周期の期間が違うって本当?」と、気になることは色々ありますよね。
そこで、このコラムでは、医療脱毛を効果的に受けるためのおすすめの毛周期や、部位ごとの毛周期の違いについて紹介します。
また、毛周期を空けすぎてしまった場合の脱毛効果や、毛周期の乱れを予防する方法についても解説しています。
医療脱毛を受けるなら、毛周期について知っておきましょう。
医療脱毛でおすすめの周期
毛周期は、毛が生えてから抜け落ちるまでの成長サイクルを指します。毛周期に合わせて脱毛を行うことで、より高い脱毛効果を期待できるといわれています。 実は、毛周期は成長期・退行期・休止期の3つの段階から成り立っていて、そのうち脱毛の効果があるのは成長期の毛に限定されます。 そのため、効果的に脱毛をするなら、成長期の毛に合わせて施術を行うことが重要です。
医療脱毛の部位別の周期
毛周期は体の部位によって周期は異なります。そこで、部位別に毛周期に合わせた脱毛周期をまとめました。 ただし、毛周期は個人差があります。あくまでも目安程度に考えて参考にしてください。
ワキ脱毛
部位 | 周期 | 成長期の毛の割合 |
---|---|---|
ワキ | 約3~4カ月 | 約30% |
ワキ脱毛は、医療脱毛でも特に人気の部位です。 毛が太いので、医療レーザーの反応がよく、他の部位と比べても脱毛効果を感じやすいです。
医療脱毛を受けてから約1~3週間ほどで、ポロポロと毛が抜け落ちていきます。 平均して5回程度で自己処理が楽になり、8回以上で自己処理のいらないつるつるな状態になる傾向にあります。
顔脱毛
部位 | 周期 | 成長期の毛の割合 |
---|---|---|
顔 | 約1~2カ月 | 約20% |
顔脱毛の周期は約1~2カ月です。 産毛が多く生えているため、医療レーザーが反応しにくく、他の部位と比べると時間も回数も必要になります。 毛が薄く生え変わりも早いため、医療脱毛後の抜け落ちも実感しにくいかもしれません。脱毛効果を感じる目安は5回程度で、自己処理が不要と感じるまで脱毛をしたい場合は、平均して10回以上かかる傾向にあります。
エミナルクリニックの「医療脱毛×全身脱毛に関する調査」では、顔脱毛を5回程度受けた方の半数以上が「自己処理する頻度が減った」「全体的に薄くなった」と回答しています。 ただ、脱毛器の種類によっては、さらに回数が必要になり、数年単位で根気よく通う必要があります。 顔脱毛を受けるなら、産毛にも効果のある脱毛器を導入しているクリニックを選ぶとよいでしょう。
腕・脚脱毛
部位 | 周期 | 成長期の毛の割合 |
---|---|---|
腕・脚 | 約3~4カ月 | 約20% |
腕や脚の毛は色素が濃いため、医療レーザーが反応しやすいです。 医療脱毛後に毛が抜け落ちるのも分かりやすく、2~3回程度で脱毛効果を実感しやすい傾向にあります。 自己処理が楽になる目安は5回程度で、つるつるな状態を目指すなら8回以上の施術が必要です。
実際にエミナルクリニックの「医療脱毛×全身脱毛に関する調査」では、脚・腕ともに3回~5回程度施術を受けることで、全体的に薄くなる・自己処理が楽になったという方が半数以上を占めています。 露出が多い部位なので、ついつい頻繁に自己処理をしたくなるかもしれませんが、脱毛後は肌がとてもデリケートな状態です。 肌を傷つけないためにも、電気シェーバーを使って最低限のお手入れでとどめておくようにしましょう。
VIO脱毛
部位 | 周期 | 成長期の毛の割合 |
---|---|---|
VIO | 約1カ月半~3カ月 | 約40% |
個人差はありますが、VIOは他の部位と比べると、毛量が多く太くて長い毛が多い部位です。 毛の密度が高いため、レーザーの効果が分散しやすく、他の部位よりも時間と回数が必要です。
また、毛が根深いため、抜けるまでに時間もかかります。最初の数回は、抜けてもすぐに太い毛が生えてくるので、脱毛がしっかりできているか不安に感じるかもしれません。
毛が薄くなりお手入れが楽になる目安は5回程度です。実際に「医療脱毛×全身脱毛に関する調査」でも、3回~5回程度施術を受けることで、効果を実感し始める方が多いと判明しています。
毛が完全に生えてこないハイジニーナにしたい場合は、8回以上の施術が必要です。
医療脱毛と毛周期の関係
医療脱毛を受けるなら、毛周期の存在は無視できません。
毛周期に合わせて通院をすれば、少ない回数と短い期間で効率よく脱毛が受けられるからです。
でも、なぜ脱毛をするうえで毛周期に合わせて施術を受けることが大切なのでしょうか。毛周期を見分ける方法や、毛周期を開けすぎてしまった場合の脱毛効果も含めて、毛周期における「成長期」「退行期」「休止期」についてさらに詳しく説明します。
毛周期の種類
成長期
成長期は、その名の通り毛が成長していく(伸びていく)期間です。 毛の根本にある毛母細胞が分裂することで、毛が太く長く成長していきます。 成長期は「成長前期」と「成長後期」にわかれ、成長前期で毛が生まれ、成長後期で肌の表面に現れます。
医療脱毛は、肌内部にある毛の黒い色素にレーザーを反応させて、熱を生み出して毛を作り出す毛乳頭や毛母細胞を破壊します。 成長期の毛は黒い色素が最も濃い状態のため、医療脱毛を行うなら成長期が最も効果的です。
退行期
成長期が終わると、毛は退行期に入り、毛母細胞の活動が停止します。この段階で、毛は根元から離れて徐々に肌の浅い位置まで縮んでいきます。 退行期では毛は栄養を受けなくなるため、毛が細くなりメラニン色素は徐々に薄くなっていきます。
毛が毛乳頭や毛包から離れていく段階なので、退行期の毛にレーザーを照射してもほとんど脱毛効果はありません。 最終的には、毛根が再び新しい毛を生み出すための成長期に備えて休止期に進みます。
休止期
休止期は、毛根が休息し、新しい毛が成長する前の段階です。この時、毛は表面には現れません。
毛根から毛が完全に抜け落ちているため、レーザーを当てても毛乳頭や毛母細胞に熱が届きません。
このため、休止期は毛周期の中でも最も脱毛に適していない時期と言えます。
休止期は成長期や退行期の後に訪れ、その後、再び成長期へと移行します。
毛周期の見分け方は?
毛周期の中でも、医療脱毛で最も効果的なのは成長期の毛です。 ただし、成長期の毛は全体の約10~20%で、ほとんどは退行期と休止期の毛と言われています。
効果的に医療脱毛を受けるためにも、成長期の毛だけを狙って照射をしたいところですが、残念ながら毛周期を見分ける方法はありません。 なぜなら、毛は一つ一つ毛周期が異なり、同じ部位でも3つのサイクルが混在して生えているからです。 見た目で判断することができないため、ピンポイントで成長期の毛だけを狙ってレーザーを照射するのは難しいです。 そのため、効率的に脱毛ができるように、クリニックや脱毛サロンでは、脱毛間隔をあけて複数回にわけて施術を行います。
毛周期を開けすぎるとどうなる?
毛周期を開けすぎてしまっても、脱毛効果は低下しません。 医療脱毛では、高い照射力を持つレーザーを使用して発毛組織を破壊します。 一度毛根が破壊されると、新しい毛は生えてこないため、半永久的な脱毛効果が期待できます。
ただし、脱毛の間隔が長すぎると、退行期や休止期にあった毛が再び生えてくる可能性があります。 そのため、脱毛を施した部位に再び毛が生えると、初めての脱毛が無駄だったように感じてしまうかもしれませんが、脱毛効果がなくなったわけではありません。回数を重ねていくうちに脱毛効果を実感しやすくなるので安心してください。 しかし、毛周期の間隔が長すぎるといくつかのデメリットがあります。
▪︎ 脱毛完了までに時間がかかってしまう
▪︎ 毛周期に合わせた最適なタイミングで脱毛ができない可能性がある
▪︎ クリニックや脱毛サロンによっては施術回数の期限が過ぎてしまう
効果的に脱毛を終わらせたいなら、脱毛のスケジュールを適切に管理することが大切です。
エミナルクリニックは施術タイミングを調整し易い
エミナルクリニックは、脱毛を受けるタイミングを調整し易い特徴があります。 新型の脱毛器を導入し、従来の半分の施術時間で脱毛が完了します。 開院時間も長く、多くの院が夜9時まで診療しているため、忙しいスケジュールでも通いやすいです。
予約もネットから24時間受付可能で取りやすく、最短1カ月に1回のペースで脱毛が受けられるため、毛周期を考慮しつつ効率的な脱毛が可能です。 さらに、仕事の都合や留学などで定期的に通院が難しい方のために、施術できる期間を延長できる保証制度も用意しています。
医療脱毛前に毛周期の乱れを防ぐ方法
毛周期が乱れると、効率的な脱毛が難しくなる可能性があります。
そこで、毛周期の乱れを防ぐために、医療脱毛の前に気を付けるべきポイントについてご紹介します。
毛抜きやワックスの使用を控える
毛抜きやワックスを使用した自己処理は、成長期の毛を毛根から引き抜いてしまいます。 毛周期を乱してしまうため、脱毛効果が得られにくくなります。 メラニン色素が毛根からなくなってしまうため、レーザー脱毛の効果も低下します。 また、毛穴や肌表面を傷つけてしまえば、炎症や毛嚢炎といった肌トラブルを引き起こす可能性もあります。
肌への負担を軽減して毛周期の乱れを防ぐためにも、自己処理をする際は、肌への負担が少ない電気シェーバーを使うとよいでしょう。
生活リズムを整える
生活リズムの偏りや乱れは、成長ホルモンの分泌に影響を与える可能性があります。 成長ホルモンは、毛の成長に必要な栄養を届ける役割があるため成長ホルモンの分泌が滞ると、毛周期が乱れる原因となります。 生活リズムを整える際に、とくに意識してほしいポイントは以下の通りです。
▪︎ バランスの良い食生活
▪︎ 良質な睡眠
▪︎ ストレスをためない
栄養バランスの良い食事は、成長ホルモンの分泌を整えてくれます。 タンパク質、ビタミン、ミネラルをバランスよく取り、新陳代謝や毛髪の成長に必要な栄養素が不足しないよう心がけましょう。
飲酒・喫煙を控える
過度な飲酒や喫煙は、体内のホルモンバランスを乱し、毛周期に影響を与えることがあります。
▪︎ 飲酒による影響:
過度な飲酒は、アルコールの分解によって毛を作り出すために必要なアミノ酸を消費します。アルコールが大量に摂取されると、毛の生成に必要な成分が不足し、毛周期の正常な進行が妨げられてしまいます。
▪︎ 喫煙による影響:
喫煙には血管収縮の影響があり、血行不良を引き起こす可能性があります。毛母細胞への必要な栄養素の供給が妨げられてしまうと、毛の成長が阻害されることがあります。
飲酒や喫煙の習慣を控えて、ホルモンバランスの乱れを最小限に抑え、毛周期の正常化を目指しましょう。
まとめ
医療脱毛を効果的に受けるためのおすすめの毛周期や、毛周期と脱毛との関係性を中心に解説してきました。 医療脱毛は、出力数の高いレーザーを照射して毛母細胞を破壊しますが、毛周期の中でも成長期の毛にしか脱毛効果を発揮しません。 毛周期は毛によって異なり、見た目だけでは毛周期を見分けることはできません。しかし、毛周期の目安を知ることで効果的な脱毛は可能です。
エミナルクリニックでは経験豊富な医師や看護師、カウンセラーが、一人一人に合わせた脱毛プランを提案しています。 予約も取りやすく、最短1カ月に1回のペースで通院できるため、効率的かつ快適に脱毛を進めることができます。 カウンセリングは随時無料で行っていますので、医療脱毛に興味がある方はお気軽にお問い合わせください。